標茶町ボランティアセンターは、地域住民のボランティアに対する理解と関心を深め、ボランティアサービスの需要と供給を円滑に、かつ効果的に発揮させるための育成援助機能を持って、ボランティア活動を通じて、明るく住み良い町づくりに寄与することを目的とします。

主な業務
〇 ボランティア登録の推進
〇 ボランティア活動の連絡調整
〇 ボランティア保険の加入助成
〇 ボランティア体験・研修事業の実施
〇 ボランティア個人・団体への支援
〇 ボランティアセンターの情報誌の発行
〇 標茶町愛情銀行の運営

主なボランティア業務
〇 布団乾燥運転、給食宅配配送運転、給食宅配配送、給食調理、傾聴
〇 古切手整理、愛情銀行預託品整理、福祉運動会、コスモス交流事業
〇 ほ～っとサロン、各イベントバザー

ボランティア四原則とは
１．自主性・自発性
個人の自発的な自由意思に基づいて行われる活動であって、人から命令や強要されて行うものでない。活動を決めるのは本人の自由意思によってなされるものでなければならない。
２．社会性・連帯性
社会にある様々な課題について、個人の関心や動機から始まったことでも活動することによって社会へ影響を与えるということであり、その活動を通じて他の人とかかわりができ、新たな人間関係が育まれるということである。
３．無償性・無給性（非営利性）
活動の対価や見返りを求めない活動であり、ボランティア活動の報酬は自分の満足感や人とかかわることによって得られる人間関係である。
４．創造性・開拓性・先駆性
行政の活動は、法律や条例、予算に基づいて行われるのに対し、独自の考えによって先駆的な、創造性豊かな活動ができるということである。

〇 布団乾燥サービス事業
この事業は、布団の上げ下げが困難な高齢者等に対し、布団乾燥サービスを行うことにより高齢者等の健康保持に寄与し、もって在宅福祉の向上に寄与するものとする。布団乾燥料金は、無料とする。
この事業の実施方法は、運転ボランティアさんと赤十字奉仕団員の方が、利用者宅で布団乾燥車により布団を乾燥するサービスです。

〇 給食宅配サービス事業
この事業は、標茶町の業務の一部を受託し、在宅において適切な栄養の摂取が困難な高齢者等に対し、食事を届けることにより自立した生活を確保することができるとともに健康状態の把握、安否の確認、潜在する福祉ニーズの把握等を行い、在宅福祉の向上に寄与するものとする。
この事業の実施方法は、給食調理、お弁当の配送・回収・安否確認を、ボランティアさんにより行われています。

 

布団乾燥サービス事業・給食宅配サービス事業についての詳細はこちらへ

〇標茶町愛情銀行の運営
町民のみなさまの地域福祉に寄せられる金品を受付し、いただきました貴重な浄財は、地域福祉を推進するための貴重な財源として活用させていただいております。

預託の内容

金銭預託は、本会へ善意の寄付やチャリティーイベント・バザーの益金、お祝い返し、御前返し、香典返しの一部など、金銭としてご寄付いただくものです。物品預託は、本会へ衣類、小物等、使用済み切手、使用済みテレホンカード、書損じハガキなど、物品をご寄贈いただくものです。
ボランティアさんによる愛情銀行預託物品整理や預託物品のイベントバザーへ出店をしております。

 

使用済み切手・使用済みテレカ収集について

整理された古切手やテレカは、知力ハンディキャップの問題を啓発するNPO法人誕生日ありがとう運動本部へ送っています。

誕生日ありがとう運動とは
誰にでも年に一度めぐってくる誕生日に、自分が今日生かされているありがたさを感謝すると共に、知力ハンディキャップのことをみんなの問題として考えていきましょう。こうして、自分の誕生日を福祉に積極的にかかわっていく日として、有意義に過ごしましょう。
知力ハンディキャップの問題について、①正しい知識の普及②意識を高める③手近なことの実行の三本柱です。

皆さんから預託された古切手は、ボランティアさんが、ハサミで、古切手の周りを１センチ残して整理されています。